業務用カラオケの収益モデル

室料と飲食料が主な収益源

業務用カラオケ機器の導入を検討している店舗では、収益モデルを把握しておきたいでしょう。カラオケの収益モデルを元にして、長期的に利益を出せることを確認しておくことが重要です。

一般的なカラオケボックスでは、お客さんは室料を支払って利用する仕組みになっています。室料は利用時間と人数で決まる仕組みのところが多いです。歌った曲数などは関係ありません。また、飲食メニューが用意されています。室料と飲食料がカラオケボックスの主な収益源です。

また、カラオケボックス側が負担する費用は、業務用カラオケ機器のレンタル代や楽曲配信料、著作権料などです。カラオケ機器をレンタルせずに購入した場合には、レンタル代はかかりませんが、楽曲配信料や著作権料はレンタルする場合と同様に発生します。

業務用カラオケ機器はカラオケボックス以外に、飲食店や宿泊施設などでも導入可能です。この場合も、カラオケボックスと同様の費用がかかります。

 

曜日や時間帯により室料が大きく異なる

カラオケボックスの室料は、同じお店なら常に同じというわけではありません。曜日や時間帯などで異なる設定をしている店舗がほとんどです。基本的には需要の多さに合わせており、お客さんが多く来店する曜日や時間帯には高く、空いている曜日や時間帯は安く設定されています。

具体的には、土日や祝日の前日は室料が高めで平日は安いです。時間帯だと、夜は高く昼間は安く設定されています。このような料金設定をすることで、収益の最大化を図っています。飲食費で客単価を上げるのもカラオケボックスの収益モデルの特徴です。室料が安くても飲食料で利益を確保できるようになっています。

また、飲食店などで業務用カラオケ機器を導入しているところでは、集客効果を目的としているところが多いです。カラオケ機器があるということで、団体客から選んでもらえることを狙いとしています。業務用カラオケ機器を設置するのにはコストがかかりますが、それ以上に集客効果が見込めることも多いです。